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マレー半島縦断の旅【23日目①】バスとフェリーでバンコクからサメット島へ


ーーーこの日のミッションーーー

  • バスとフェリーでサメット島へ行く
  • レンタバイクを借りる

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6時起床。

サメット島行きのバスまで案内してくれる人が、7時に宿の前に来てくれる予定。

早々にチェックアウト。

7時になってもそれらしい人は来ない。

前日にジャバからチケットを買った際に、ピックアップの人が判るようにってスマホで顔写真を撮られた。

「今はそんな時代かー」なんて思っていたのに、それ以前の問題。

時間になっても誰も来ない。

少し不安になりながらも待っていると、ようやくインド系の顔立ちをした男性がやって来る。

ピックアップが来る時は、大体いつもバイクでどこかに連れて行かれるんだけど、今回は「俺について来い」的に徒歩。

しかも彼は歩くのが異様に速い。

そして人混みを容赦無くすり抜ける。

振り返らないから必死について行く。

到着したのは宿から500mぐらい離れた場所にある旅行代理店。

そこで今回乗るフェリーのチケットを渡される。


旅行代理店の前に大型バスが待機。

それに乗り込む。

乗客は僕以外オール欧米人。

さすがカオサン。

発車して2時間ぐらい経過したところでバスが停車。

サメット島行きの人は降りるようにと言われる。

下りたのは僕を含めて5人。

バスの人全員がサメット島に行くんだと思っていたけど、どうやら違うらしい。

もっと東に向かうとしたら、チャーン島にでも行くのかな。

バスの後ろにはバンが停まっていて、それに乗り換え。

それにしてもこの場所、周りに何も無いただの路肩。

ドライブインとかで待ち合わせるとかではない。

バンはバンペー港へ直行。

フェリー会社の前で下される。

そこで今朝受け取ったフェリーのチケットを見せて、無事フェリーに乗れる手筈。

出発まで少し時間があるので、カウンターにいた人にトイレの場所を確認。

道の反対側にある警察署の敷地にあるトイレを使えと言われる。

いいんかいな。

道を渡ると、ここまで一緒に来た欧米人が全員ついて来る。

人種は違えど、皆考えることは同じ。

「今のうちに行っておこう」。

そんなこんなでフェリーに乗船。

フェリーは大型じゃないからエアコンは無いし吹きっさらし。

だけど、海を走るから風が気持ちいい。

程なくしてサメット島に到着。

素敵な彼女がお出迎え。


ーーーお役立ち情報ーーー

  • バンペー港(サメット島行きのフェリーが出る港)行きのバスは2+2列席。トイレは無い
  • バスはバンペー港まで約3時間。途中でバン乗り換える
  • ナダン港(サメット島)行きのフェリーは自由席
  • フェリーはナダン港まで約20分
  • バスとフェリーのジョイントチケットで600バーツ(カオサン周辺には450バーツで販売している店があるかも)

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上陸後、乗客のほとんどは港の横に停まっているソンテウに乗り込む。

ソンテウ:タイの乗合タクシー

宿までの距離感がわからないのでそれに続く。

そんなに離れていないとは思うんだけど。

ソンテウに乗ろうとして行先を告げると

ドライバー「近いから歩いて行け」

冷たい。

頑張って歩くことを決意。

結局宿は歩いて15分ぐらいの距離。

暑いし喉渇いたし、たまには楽してソンテウに乗りたかった。

宿はビーチ沿い。

パンガン島でビーチ沿いの快適さを知ってしまった僕には、これ以外の選択肢は無い。

道を挟んでビーチ側にはオープンテラスの食堂兼受付。内陸側にはバンガローが数件。

人は少なくて静か。

パンガン島と比較すると、海はすっごい綺麗ってわけでもない。


受付は青年。

たぶん家族経営で英語を話せる息子が受付担当なんだと思う。

タイの宿はこういうパターンが多い気がする。

彼に日本語の「ありがとう」と「ありがとうございます」の違いを教えて欲しいと言われる。

僕「Thank you と Thank you very muchの違いだよ」

この次に「どうもありがとうございます」との違いを聞かれたらなんて答えればいいんだろうと、ちょっと不安。

Thank you very much のさらに丁寧な表現なんて知らない。

Thank you very very muchでいいのかな。

幸いにも聞かれなかったけど。

宿の場所はココ。Minnie Seaview Resort。

バンガローは受付から道を挟んで向かい。

部屋に入るとこんな感じ。


トイレの便座が外れやすいのが難点だけど、快適な部屋。

カオサンを出てから何も飲んでいなかったので、受付に行って飲み物が無いか聞いてみる。

いくつかある中で選んだのはコチラ。


ファンタのいちご。

一瞬で飲み干す。

美味い。

次に島の移動手段を確保。

青年にレンタルバイクがあるか聞くと、青年のバイクを借りることになる。

1日150バーツだったかな。記録では日本円に換算して1日508円。

レンタバイク屋でもないし、パスポートを預けるとか無いし、誓約書的なものも無い。

「じゃ、僕の使っていいよ」ってノリ。

とにもかくにもバイクをゲット!


このバイク、かなりのピーキー。

アイドリング状態になると、エンジンが自動停止。

もちろん、下り坂でアクセルを戻すと惰性で走りながらエンジン停止。

仕方無いので、惰性走行のままブレーキを軽くかけてセルボタンで再始動。

しばらくしてチョークを見つけたので、勝手に調整したら改善。

それとバイクが直進を断固拒否。

常に左に行きたがるツンデレ。

たぶんフレームかフロントサスが歪んでる。

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