旅とか雑記とかを冗長に

マレー半島縦断の旅【16日目】ニートは海外でも肩身が狭いぜ


ーーーこの日のミッションーーー

  • フェリーのチケットを買う
  • レンタバイクを返却する

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9時起床。

ゴロゴロしてから本日のパトロール。

とりあえずバイクで港方面へ。

カラフルで目立つ看板の飯屋があったので朝食にする。

店の場所はココ。Kokei & Fifa。

メニューは○○ブレックファーストとか△△ブレックファーストとか。

欧米式の朝食にも色々なスタイルがあるみたい。

甘いパンケーキが主体のメニューとかあったけど、無難にアメリカンブレックファーストをチョイス。


ウインナーは揚げてるんだね。

揚げウインナーは初めて。

食後のアイスラテをのんびり飲んでいる時に…ハイっ来ました。

お腹に潜む暴れ龍が、または今まで静かに寝ていた雷様の高木ブーがゴロゴロと。

かなりの急降下な感触。

急いでトイレを探す。

トイレの入り口にトイレットペーパー設置。

そこから必要分を先に取って中に入る方式と推測。

予想に反してキレが悪くて足りなくなったらどうするんだろう。

テキトーに手でクルクル紙を取って中に入ると便座が無い。

いや、確かに今まで東南アジアでそういう便器は見たことがある。かなりの頻度で。

でもまさか僕に当たるとは。

考える猶予は残されていないので、仕方なしに中腰で。

いやー、なんとか無事に終えることができた。

ケツの突き出し角度とか、ミスが許されない中、よく頑張った。

乳酸飲料も飲み過ぎは良くないのかも。

出すもの出して落ち着いたので、この日はThong Nai Pan Yai Beachへ。

このビーチは島の北東部。

地図で見た感じはそれほど遠くないけど、行ったビーチの中では一番奥地っぽい雰囲気。

でもセブンイレブンもATMもあるから不便は無さそう。

人が少なくてゆったりした時間を過ごしたければ、このビーチがいいかも。

途中で小さな看板に「滝」とか書いてあったけど、どう見てもジャングルの中をどれぐらいの距離歩けばいいのかわからずに彷徨いそうだから見なかったことに。

帰りにコンビニで気になる飲み物「if COCO」をゲット。

2種類あったから両方購入。

宿に戻って早速試飲タイム。

まずはif COCOの茶色。


ココナッツをローストした感じ。

わざわざペットボトルに入ってるけど、甘みを加えているでもなく自然な味。

次はif COCOの緑色。


これはスタンダードなココナッツジュース。

もちろん自然な味。

海外の飲み物チャレンジ、楽しい。

さて、この宿の予約は翌日まで。

なので翌日出発のフェリーのチケットを手に入れなくてはならない。

宿の受付で青年に相談。

この場でチケットが買えるとのこと。

行先はチュムポーン。

沢木耕太郎の「深夜特急」に少しだけ触れられている街。

パンガン島からタイ本土へのフェリーの行き先は、来る時に立ち寄ったスラターニかチュムポーンしかない。

けどチュムポーンが本来の目当てなわけではない。

チュムポーンから先にあるラノーンと言う街に行こうと考えている。

ラノーンはミャンマーと海を挟んで国境を接している街。簡単にミャンマーに入ることができる。

ミャンマー日帰りを楽しもうという算段。

フェリーのチケットと一緒に、フェリー乗り場までの送迎も依頼。

これで翌日の準備は万端。

フェリーのバウチャー


フェリー乗り場までの送迎


12時に宿を出発らしい。

次にしなくてはならないのがバイクの返却。

青年に頼むとバイク屋に電話してくれて、15分ぐらいでバイク屋のおばちゃんが到着。

転倒や事故は無かったのでスムーズに返却。

ちなみにレンタルバイクは5日間で4237円。

これであれだけ冒険できたんだからお得。

おばちゃん「毎日店の前を走ってどこかへ行ってるの見てたよ」

僕「見てたの?」

おばちゃん「他の欧米人は半裸にノーヘルが多いけど、アンタはきちんとヘルメットかぶってスピード出さないで偉いね」

僕「えへへ」

おばちゃん「明日島を出るらしいけど、次はどこへ行くんだい?」

僕「チュムポーンからミャンマーに行きます」

おばちゃん「ミャンマー!?行って何するのさ?」

特に目的は無いから返答に困る。

そもそも今回のマレー半島縦断の旅自体に目的が無い。

僕「ハハハ、なんでだろうねぇ」

その後、おばちゃんに職業を聞かれて無職であることを話すと、さらに「この日本人はなんなんだ?」って目で見られる。

ニートに対する世間の目はタイに来ても痛い。

そんなこんなでバイクも返しちゃったのでどこにも行けず、この日は終了。

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