ーーーこの日のミッションーーー
- 宿を移る
- パキスタンルピーへ両替する
- フラッグセレモニーを見学する
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8時頃に起きてダラダラ。
2泊で予約していた宿になぜか部屋が無く、この宿に1泊することになっている僕は、元々予約していた宿へ引越ししなければならない。
移動は面倒だし、この宿で満足しているからあまり気が進まないけれど。
引越しは12時の予定。
それまではフリーなので朝飯がてら宿周辺を探検することとする。
迷子になっても構わないと、細い路地をテキトーに歩いてみる。
かなり入り組んだ路地。
人も商品もゴミも野良犬も、すべてがゴチャ混ぜになっていて、まさに混沌。
可愛いロバ発見。
痩せている。
あんまし過酷な労働を強いられてなければいいけれど。
少年が器用にナン的なものを揚げている。
適当な飯屋に入って、何か食べることに。
メニューは無いスタイルの店。
店の名前や場所は失念。
出てきたのはコレ。
クルチャと言って、パンジャビ(ここアムリトサルのある地域)の名物らしい。
美味い。
バターもよく合う。
店を出てチャイ屋発見。
もちろん美味い。
引越し予定の12時になり、宿にターバンおじさんが迎えに来る。
ターバンおじさんのバイクの後ろに乗って、今晩泊まる宿まで移動。
歩いても数分の距離なのですぐに到着。
宿の場所はココ。G.R. Residency。
宿に着いて、早速ターバンおじさんにこの日のプランを相談。
- 両替をしたい
- フラッグセレモニーを見学したいので車を呼んで欲しい
両替はすぐに連れて行ってくれるとのこと。
フラッグセレモニーは16時頃に始まるので、14時に車が来るように手配してくれるとのこと。
ついでに、部屋のトイレにトイレットペーパーが無かったのでリクエスト。
トイレットペーパーはすぐに買って来てくれ、渡された紙は海外ではあり得ない極上品。
トイレットペーパーに強いこだわりがある訳ではないけれど、海外の紙は分厚くて巻数が少ないから消費が早くなる。
さらに水に溶けないからトイレに流せない物ばかり。
何かあった時のことも考えて、旅行の際はいつも日本から2ロール持って行くようにしている。
トイレットペーパーに満足した僕は、両替屋に連れて行ってもらう。
連れて行かれたのは近くの商店。
けれどまだ店は開いていない。
次にターバンおじさんのバイクに乗せてもらって細い路地を抜け、旅行代理店に入る。
中にはやっぱりターバンを巻いたおじさん(ターバンおじさんB)が座っている。
ターバンおじさんBに手持ちの米ドルを両替したいと相談して、無事にインドルピーをゲット。
翌日パキスタンに入る予定なので両替の必要は無いかもしれないけれど、手持ちが不安だったので念のため。
ターバンおじさんBはパキスタンルピーにも両替できると言ってくれたけれど、たぶん国境でできるだろうと、これは丁重にお断り。
インドルピーが手に入ったので、ちょっと心に余裕ができる。
そしてターバンおじさんに宿に連れて帰ってもらって14時まで部屋で待つことにする。
時間になると車のドライバーが待っていて、そのままフラッグセレモニーの会場まで向かうことになる。
ーーーフラッグセレモニーについてーーー
フラッグセレモニーとは、インドとパキスタンの国境を閉める際に行われるセレモニー。
僕が行くのはアタリ(インド側の国境の街)とワーガ(パキスタン側の国境の街)の国境。
他の国境でも行われているらしいけれど、情報が少なくて詳細不明。
今回行く国境は一番大きなセレモニーらしい。
毎夕行われて、一種のショーみたいになっている。
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街を抜けるまではインド名物の大渋滞。
ゆずり合いの精神なんてこれっぽっちも無い。
印象的だったのは、荷車を引いた馬やロバが堂々と道路を歩いていること。
この地域では、生活するうえで彼らの存在は重要なんだと思う。
でも痩せた馬が多かったな。
きちんとご飯を食べれてるのかな。
アムリトサルから国境までの一本道を40分ぐらい走ると、すんげぇ大きな国旗が見えて来る。
手前がインド、向こうがパキスタン。
写真で大きさが伝わらないのが残念だけれど、ぶったまげるぐらいデカい。
国境に着いたら大きな立体駐車場に車が入る。
この時点でものすごい数の車。
皆、フラッグセレモニー目当て。
セレモニー後に車に戻れるか不安になった僕は、車のナンバーを写真に撮ってドライバーの携帯番号を教えてもらう。
ドライバーと別れて人の流れに合わせて歩いて行くと、厳重なセキュリティゲート。
金属探知機、ボディーチェック、荷物チェック。
国境だし、しかもその国境が仲の悪いパキスタンとの国境だし、人が大勢集まるしで、厳重にしないといけないのかな。
で、セキュリティにカバンの中身を開けられた時にライターを捨てられる。
そして「カバンは持ち込み禁止だから預けて来い」と入場できず。
ならライター捨てなくていいじゃんか。
近くにカバン預かり屋があったのでお願いして、再度セキュリティの所へ行き、無事通過。
少し歩くと国境。
国境と言うかスタジアム風。
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