(この文章の一部はフィクションです)
ーーーこの日のミッションーーー
- レンタバイクを返却する
- 飛行機でデリーへ行く
- ラジュと合流する
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この日は移動日。
悲しいかな、堕落しきったゴアでの日々と涙のお別れ。
9時頃に起きて、ダラダラと身支度して、10時頃に部屋を出る。
「どうせ受付小屋には誰もいないだろうし、果たしてチェックアウトできるのだろうか」と不安があったけれど、庭に出たら宿の子供が掃除をしている。
僕「今日で最後。チェックアウトしたい」
そう言って部屋の鍵を渡す。
少年は一旦部屋を確認し、戻ってきて「オッケー」とあっけなくチェックアウト。
次にやることはレンタバイクの返却。
バイク屋に電話をすると、15分ぐらいで引き取りに来る。
バイクは傷つけてないし料金は前払いだったので、返却はスムーズ。
次は空港までの足。
ゴアにタクシーってあるのかな?
黄色と黒でいかにもタクシーって感じの車はゴアで見たことが無い。
試しにレンタバイクの兄ちゃんに相談。
僕「空港まで行きたいんだけれど、送ってくれない?」
兄ちゃん「いいよ。車持って来るからちょっと待っててよ」
あっけなく交渉成立。
しばらく待って車が来たところで宿の少年に別れを告げ、あっという間に過ぎたゴアでの生活を後にする。
楽しかったな。
何もしてないけど。
車で空港に向かっている途中、ラジュから着信。
彼には僕が乗る便名や到着ターミナルを告げているけれど、初対面なのでお互い顔がわからない。だから顔写真を送って欲しいとのこと。
早速、顔写真を送信。
写真は車内で撮った汗だく無精ヒゲ面。
ここでラジュ(仮名)について改めて説明。
前回の旅(タイからインドへの旅)の際、最終地コルカタでジミ(仮名)と意気投合。
今回の旅に出る直前にジミに連絡を取ったら、友人を紹介すると言われる。
面倒臭いと思いつつ、インド到着時にsimカードを手に入れ、インドでの電話番号が決まったらジミに連絡。
ジミはラジュに僕の番号を教えて、彼とのやり取りが始まる。
この日、ゴアを出てデリーに到着したら、ラジュが空港で僕を迎えてくれることになっている。
ラジュは日本語ペラペラなため、彼との会話はすべて日本語。
やがて車は空港に着き、レンタバイク屋の兄ちゃんに料金を支払う。
空港は結構混んでいる。
この時点でちょうど12時。
チェックインを済ませて、空港内の食べ物屋を物色。
モモをゲット。
モモ:たぶんチベット料理。インドでも流通している。日本で言う餃子みたいな食べ物
このモモ、Twitterでは「おいちい」って書いたけれど、本当はあんまり美味くなかった。
口直しに飲んだコーヒーは美味かったな。
15時に搭乗開始。
空港内で3時間もボケーっと待っていたことになる。
機内は満席。全員インド人。
ゴアはアジアハイウェイ1号線のルート上には無い。
せっかくインドに来たので、ルートを外れて前から行きたかったゴアに立ち寄った。
なのでこの飛行機でデリーに着いたら、アジアハイウェイ1号線の旅に復帰となる。
ゴアでの堕落した日々から移動移動の地獄の日々になるのか、あっけなく今回のゴールであるパキスタンのイスラマバードへ辿り着けるのか、先が見えなくやや不安。
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