(この文章の一部はフィクションです)
ーーーこの日のミッションーーー
- 列車でアムリトサルへ行く
- 黄金寺院を見る
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7:20の列車に乗る予定なので5時に起床。
インドとは言え、11月の朝は冷える。
6時頃にチェックアウトして、ニューデリー駅を目指す。
23年前にこの通りを歩いた時は外国人(主に長髪、ドレッド、小汚い服装のヒッピー風不良外国人)が沢山歩いていたけれど、今回は1人も見ない。
朝早いから?
駅に着いて何番ホームか探していると、インド人から声をかけられる。
彼は駅員風な態度だけれど、明らかに駅員ではない。
インド人A「チケットはあるか?」
僕「あるよ」
インド人A「見せてみろ」
僕「はいよ」
インド人A「これは使えない。今売ってやるから待ってろ」
僕「あっちへ行ってくれ。このチケットは使えるはずだ」
Webにもガイドブックにも書いてあるお決まりの詐欺。
そしてインド人Bが現れる。
インド人B「チケットはあるか?」
僕「もうあっちへ行ってくれ!」
ゆっくり電光掲示板も見れない。
乗る列車は別のホームかな?と思って場所を移動。
行く先には金属探知機のゲート。
するとどこからかインド人Cが駆け足で僕とゲートの間に立ち、僕のチケットを強引に奪って駅員風に確認する。
「私の仕事は駅利用者全員のチェックです。だからずっとココに立ってました」風にしてるけれど、明らかにたった今走って来たじゃないか。
インド人C「このチケットは無効になった」
僕「はい、そうですか。なんで?」
インド人C「列車が事故で来なくなった」
僕「あー、そうですか」
インド人C「新しいチケットを買う必要があるから、あそこのオートリキシャーでチケットセンターに行ってこい」
僕「わかりました」
僕はインド人Cの指す方向とは逆方向に歩く。
背後で何か言っているけれど無視。
本っっっ当に面倒臭い!
インドって何か一つの事をやりたいだけなのに、沢山の障害が出てくる。
そしてようやく目的の列車が発車するホーム。
発車時刻の20分前に列車は到着。
インドだから大幅に遅れると思っていたので、期待を裏切られた気分。
乗り込むとこんな感じ。
車両のクラスはエアコン付きシート。
座席は3+2列で足元は狭くない。
しばらくするとお茶のサービス。
チープな感じのポットに入っているお湯はかなり熱い。
次は食事。
チケット代に含まれているらしい。
この謎揚げはクソマズ。
食べ物は残さない主義だけれど今回は残す。
ごめんなさい。
でも喉を通らない。
このジュースは美味かったな。
そうこうしている内にアムリトサル到着。
ここまで7時間。
長いけれど、車窓を見ていて意外に飽きない。
そして不思議とトイレには行かなかったな。
シモがゆるいから助かる。
ーーーお役立ち情報ーーー
- ニューデリー駅は詐欺師だらけ
- アムリトサル行きの列車は3+2列席。1090ルピー(エアコン付きシートの場合)
- 列車はアムリトサルまで約7時間
- お茶(8時頃)や食事(9時頃)が提供される(7:20ニューデリー発の列車の場合)
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駅前でオートリクシャーを見つけたので、予約しておいた宿まで交渉。
運ちゃんは場所がわからない。
宿に電話をして運ちゃんに場所を伝えてもらう。
予約した宿は黄金寺院の近く。
宿に近づくと道が極端に細くなる。
車は絶対に入れない路地だらけ。
まるで迷路。
やっと宿に到着。
この宿は2泊で予約している。
すると宿のオーナーが一言。
オーナー「ごめん、今日部屋無いわw」
僕「…」
返す言葉も無い。
オーナー「明日は部屋あるからさ、今から近くの宿に相談するわw」
どうやら別の宿に1泊、この宿に1泊。
強制的に決定したらしい。
別にWebで検索して希望条件がマッチしたから予約しただけで、こだわりは無いからいいんだけれど、翌日引っ越するくらいなら2泊とも別の宿がいいな。
なんかもう決定している空気だったから言えなかったけど。
結局歩いて5分ぐらいの場所にある宿に1泊することになる。
短い距離だけれど、宿の人は親切にバイクで送ってくれる。
宿の場所はこの辺。4N Homestay。
清潔感があっていい感じ。
スタッフは優しくて親切。
スタッフ「屋上からの景色が最高だから、行きたくなったら声をかけて」
(絶対に見ようっと)
料金は元々予約していた金額で、まとめて翌日泊まる宿に支払うことになる。
ルームサービスのメニューを見るとラッシーを発見。
長時間の列車移動、水分を控えて喉が乾いてたので注文。
ミルク感が強いラッシー。
これは美味い。
少し休んでから料金を払うために受付へ行くも誰もいない。
また後で払えばいっか。
なんだかどっと疲れが出て動けない。
一気に北へ来たからか、身体も冷える。
とにかく身体を休めるのが優先と思い、熱いシャワーを浴びて2時間ぐらい休憩。
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