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アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【13日目①】列車でデリーからアムリトサルへ、予約していた宿に部屋は無し


(この文章の一部はフィクションです)

ーーーこの日のミッションーーー

  • 列車でアムリトサルへ行く
  • 黄金寺院を見る

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7:20の列車に乗る予定なので5時に起床。

インドとは言え、11月の朝は冷える。

6時頃にチェックアウトして、ニューデリー駅を目指す。

23年前にこの通りを歩いた時は外国人(主に長髪、ドレッド、小汚い服装のヒッピー風不良外国人)が沢山歩いていたけれど、今回は1人も見ない。

朝早いから?

駅に着いて何番ホームか探していると、インド人から声をかけられる。

彼は駅員風な態度だけれど、明らかに駅員ではない。

インド人A「チケットはあるか?」

僕「あるよ」

インド人A「見せてみろ」

僕「はいよ」

インド人A「これは使えない。今売ってやるから待ってろ」

僕「あっちへ行ってくれ。このチケットは使えるはずだ」

Webにもガイドブックにも書いてあるお決まりの詐欺。

そしてインド人Bが現れる。

インド人B「チケットはあるか?」

僕「もうあっちへ行ってくれ!」

ゆっくり電光掲示板も見れない。

乗る列車は別のホームかな?と思って場所を移動。

行く先には金属探知機のゲート。

するとどこからかインド人Cが駆け足で僕とゲートの間に立ち、僕のチケットを強引に奪って駅員風に確認する。

「私の仕事は駅利用者全員のチェックです。だからずっとココに立ってました」風にしてるけれど、明らかにたった今走って来たじゃないか。

インド人C「このチケットは無効になった」

僕「はい、そうですか。なんで?」

インド人C「列車が事故で来なくなった」

僕「あー、そうですか」

インド人C「新しいチケットを買う必要があるから、あそこのオートリキシャーでチケットセンターに行ってこい」

僕「わかりました」

僕はインド人Cの指す方向とは逆方向に歩く。

背後で何か言っているけれど無視。

本っっっ当に面倒臭い!

インドって何か一つの事をやりたいだけなのに、沢山の障害が出てくる。

そしてようやく目的の列車が発車するホーム。


発車時刻の20分前に列車は到着。

インドだから大幅に遅れると思っていたので、期待を裏切られた気分。


乗り込むとこんな感じ。

車両のクラスはエアコン付きシート。

座席は3+2列で足元は狭くない。


しばらくするとお茶のサービス。

チープな感じのポットに入っているお湯はかなり熱い。


次は食事。

チケット代に含まれているらしい。


この謎揚げはクソマズ。


食べ物は残さない主義だけれど今回は残す。

ごめんなさい。

でも喉を通らない。

このジュースは美味かったな。


そうこうしている内にアムリトサル到着。


ここまで7時間。

長いけれど、車窓を見ていて意外に飽きない。

そして不思議とトイレには行かなかったな。

シモがゆるいから助かる。

ーーーお役立ち情報ーーー

  • ニューデリー駅は詐欺師だらけ
  • アムリトサル行きの列車は3+2列席。1090ルピー(エアコン付きシートの場合)
  • 列車はアムリトサルまで約7時間
  • お茶(8時頃)や食事(9時頃)が提供される(7:20ニューデリー発の列車の場合)

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駅前でオートリクシャーを見つけたので、予約しておいた宿まで交渉。

運ちゃんは場所がわからない。

宿に電話をして運ちゃんに場所を伝えてもらう。


予約した宿は黄金寺院の近く。

宿に近づくと道が極端に細くなる。

車は絶対に入れない路地だらけ。

まるで迷路。

やっと宿に到着。

この宿は2泊で予約している。

すると宿のオーナーが一言。

オーナー「ごめん、今日部屋無いわw」

僕「…」

返す言葉も無い。

オーナー「明日は部屋あるからさ、今から近くの宿に相談するわw」

どうやら別の宿に1泊、この宿に1泊。

強制的に決定したらしい。

別にWebで検索して希望条件がマッチしたから予約しただけで、こだわりは無いからいいんだけれど、翌日引っ越するくらいなら2泊とも別の宿がいいな。

なんかもう決定している空気だったから言えなかったけど。

結局歩いて5分ぐらいの場所にある宿に1泊することになる。

短い距離だけれど、宿の人は親切にバイクで送ってくれる。

宿の場所はこの辺。4N Homestay。

清潔感があっていい感じ。

スタッフは優しくて親切。

スタッフ「屋上からの景色が最高だから、行きたくなったら声をかけて」

(絶対に見ようっと)

料金は元々予約していた金額で、まとめて翌日泊まる宿に支払うことになる。

ルームサービスのメニューを見るとラッシーを発見。

長時間の列車移動、水分を控えて喉が乾いてたので注文。


ミルク感が強いラッシー。

これは美味い。

少し休んでから料金を払うために受付へ行くも誰もいない。

また後で払えばいっか。

なんだかどっと疲れが出て動けない。

一気に北へ来たからか、身体も冷える。

とにかく身体を休めるのが優先と思い、熱いシャワーを浴びて2時間ぐらい休憩。

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