旅とか雑記とかを冗長に

アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【5日目】ゴア名物ポートワインと堕落した1日


(この文章の一部はフィクションです)

昼前に起きて、ベッドでダラダラ。

この日は前日に回収されてしまったゴミ箱を取り戻さねばならない。

そもそもゴミ箱って英語で何て言うんだろう。

日本だと公園のゴミ箱とかに「trash box」や「dust box」って書いてあるけれど、なんか違う気がする。

「dust」ってゴミって言うよりホコリだし。

公園のような大型のゴミ箱と部屋の隅に置いてあるようなゴミ箱とでは言い方が違うかもしれないし。

早速調べる。

「trash can (bin)」や「garbage can (bin)」と言うらしい。

僕の賢さが3上がった。

部屋を出ると宿の子供が庭や空き部屋の清掃をしていたので、早速彼に憶えたての単語を使う。

通じない。

身振り手振りでやっと理解してもらえると、彼は他の部屋にあった空のゴミ箱を僕にくれた。

それでいいのだろうか。

この部屋の人はゴミ箱が無くなって困らないのだろうか。

ひとまずゴミ箱問題は解決。

今後同じやり取りがあった場合に備えて、ゴミ箱の写真を撮っておく。

通じなければ写真を見せればいいだろう。

その後、前日に行った食堂へバイクで。

店の場所はこの辺。店名は失念。

フレッシュオレンジジュースを注文。


しみるぜー。

前日のスイカジュースと言い、ジュースが爽やかで美味い。

クリスピーチキンとパラタも注文。


パラタに挟んでサンドイッチ風に食べる。

美味い。

宿に戻る途中、酒屋を散策。

ゴアにはポートワインとフェニーと言う、カシューナッツで作ったお酒があるらしく、是非飲んでみたいと思っていた。

フェニーは値段が高く感じたので諦める。(今思えば大して高いわけじゃないし、日本じゃ飲めないんだから買えば良かったと後悔)

ポートワインは酒屋を2軒回って安いのがあったので購入。確か100ルピー也。


早速宿に戻ってポートワインを飲んでみる。

甘い。

甘いけれど悪くない。

ポートワインを飲みながら、音楽を聴きながら、チャラスを吸いながら…

記憶が飛んで夜。

この間、たぶん前日の「ブラックジャックによろしく」の続きでも読んでいたんじゃないかな。

もう22時。

チャラスが少し醒めてきたところでバイクに乗ってクラブ活動へ。

途中、先日入ったマギー屋で晩飯。

店の場所はこの辺。店名なんて無い小さな店。

インドだけにマギーは辛い。


そしてクラブ活動。

クラブの場所はココ。Pirate's Cafe。

中はこんな感じ。


ガラガラ。

この写真は23時頃に撮影。ゴアで23時って早すぎるの?

いや、前夜に行ったHill Topはこの時間でも客は沢山いて盛り上がってたぞ。

音楽聴きながら2本ぐらい吸って、早々に宿へバイクを走らせてこの日は終了。 

アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【4日目】ゴアの腐敗警察24時、今夜のクラブは最高潮!


(この文章の一部はフィクションです)

昼前に起きて、ベッドでダラダラしてから昼食に繰り出す。

部屋のゴミ箱が一杯になっていたので、回収してもらえるようにゴミ箱をドアの外側に置いて出掛ける。

テキトーにバイクを走らせていたら、警察署の前で検問。

この警察署は、宿からアンジュナビーチへ行く時に通過する場所にある。

迂回もできるけれど、メインの道がココなので自然と通ることになる。

通過しようとしたら警官に呼び止められる。

警官「持ち物検査をする。鞄の中を見せろ」

アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【3日目②】クラブ活動、ゴアの初夜は肩透かし


(この文章の一部はフィクションです)

記憶が飛んで気が付いたら夜。

部屋をノックする音がする。

出ると宿のオーナーから、チェックインの時にパスポートを記録していなかったので貸して欲しいと言われる。

アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【3日目①】レンタルバイクをゲット!ゴアをツーリング


(この文章の一部はフィクションです)

ーーーこの日のミッションーーー

  • レンタバイクを借りる
  • アラビア海を見る
  • クラブに行く

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10時頃に起きて、レンタバイクを借りるために受付の小屋へ。

けれど小屋は閉まっていて誰もいない。

(前日のチェックイン時以外、この小屋が開いているのは一度も見なかった。代わりに、用事がある時は庭にいる宿の子供を捕まえて相談することになる)

アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【2日目②】飛行機でデリーからゴアへ


しばらくして搭乗のアナウンスが聞こえ、飛行機へ。


デリーからゴアまでは2時間半。

あっという間にゴアの空港に着陸。

現金が少なかったので空港で両替。

対応してくれたお姉ちゃんは「街に出てから両替するとレートが悪いからここで全部両替しとけ」って言ったけれど今回は少しだけ。

そして後日、街の方がレートは良かったことが判明。

やっぱりな。

アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【2日目①】チケット購入にイライラMAX、ゴア行き飛行機に間に合うのか?


ーーーこの日のミッションーーー

  • アムリトサル(インド側の国境の街)行きの列車のチケットを買う
  • ジミに電話番号を教える
  • 飛行機でゴアへ行く

ーーーーーーーーーーーーーーー

この日はデリーからゴアまで飛行機で行く予定。

離陸は15:40。

時間があるので、後日デリーに戻ってから乗る予定の、アムリトサル行き列車のチケットを買ってから空港に行くことにする。

前夜はsimカード開通トラブルで寝たのが遅かったため、少し遅く起きてからチェックアウト。 

メインバザールをニューデリー駅へ向かって歩く。


駅で外国人用のチケットオフィスを探して中に入ると、あらかじめ調べていた通り目の前に番号札の発券機を見つける。

発券機の前に立ちボタンを押してもディスプレイは無反応。

ぶっ壊れている。

周囲を見渡しても、職員らしき人はチケットを買いに来た人を相手にしていて誰も助けに来てくれない。

どうすれば良いんだろう。

チケットを買いに来た人は皆、何やら白い紙を持っている。

とりあえず接客しているカウンターに行って「紙が欲しい」と言ってみる。

紙には名前や行先を記入する欄があったので、埋めれる個所を全部埋めてから接客中のカウンターに行って渡す。

職員「これ、お前の番号な」

どうやらココでは自動発券機は無き物にされ、手書きの番号札が流通。インドクオリティw

いつ呼ばれるのかわからないまま、カウンターの近くで無心になって待機。

1時間弱待って、ようやく僕の順番。

書いておいた紙をようやく渡すと

職員「11/20にアムリトサルね。何時の列車がいいの?」

僕「午前中がいいです」

職員はカタカタとパソコンで検索。

列車と席が決まると「あっちで待て」と別のカウンターを指差す。

え?また待つの?

言われたカウンターの上には、番号札の番号を表示するディスプレイ。

もちろんこれも動いていない。

この日はたまたま壊れてた、ってわけでもなさそう。インドクオリティw

待っている客はそんなに多くないし、カウンターが4つあるのでそんなに待たないかと思いきや、ここでもひたすら待つ。

職員は対応が終わったら次の対応に移るまでに雑談。

そして水筒からカップにチャイを入れて優雅にティータイムまでかましてくれる。

隣にいた欧米人のおっさんはそれを見て苦笑。

ようやく自分の番号が呼ばれてカウンターに行くと、さっきの職員とのやり取りと同じような問答。

さっきの職員が列車を検索した時に予約できたんじゃない?

一体なんでこんなに非効率的なの?

大事な事なのでもう一度言いたい。

インドは何でこんなに非効率でイライラするのか。

ようやくチケットを手にするまで約2時間。

この後ゴア行きの飛行機に乗らなきゃ行けないし、空港までも時間かかるし、若干焦る。

これが戦利品。


ようやくチケットオフィスを出て、地下鉄の駅へ急ぐ。

途中で美味そうなスナックの屋台を発見。10ルピー也。


使い古された真っ黒な油で揚げた薄っすらカレー味のサンドイッチ揚げ。

Twitterには「おいちい」って書いたけれど、本当はイマイチ。

そして急いで地下鉄に乗る。

地下鉄って言っても途中から地上に出る。


空港に着いて、チェックインカウンターに行かねばと中に入ろうとするも、セキュリティで並ぶ。心の中では相当焦っている。

そしてようやく僕の順番。

セキュリティ「チケットを見せて」

僕「プリントアウトした紙でいいすか?」

セキュリティは渡した紙を見て衝撃の一言。

セキュリティ「お前はここに入れない。ターミナルが違う」

マジで!?

デリーの空港って、ターミナルが複数あるの???

チケットをよく見ると、出発空港がDelhi(T1)って書いてある。

そもそもココは第何ターミナルなんだ?

搭乗時刻は15:40。現在時刻は13:20。

周囲の人に今いるターミナルの番号を聞いても話がうまく噛み合わない。

もういい!とにかく急いで第1ターミナルに行く手段を見つけねば!

勘でエスカレーターを降りて、スーツを着た職員っぽい人に聞いてようやくバスでターミナル間を移動できることがわかる。

バスに乗るにはチケットを買わなければいけないらしい。

チケットカウンターに行ってバスに乗りたいことを告げると、早口の英語で答えが帰って来る。

早口すぎてわからねぇ。

すると、後ろから日本語に通訳してくれる人が登場。

振り返ると、後光を刺したインド人の青年。

どこの神様か存じませんが、ありがとうございます。

カウンターで搭乗券の半券を見せるように言われたので、前日に乗った到着便の半券を見せてバスのチケットをもらう。

で、バスを待つけれどなかなか来ない。

そもそも何分おきに出ているのか知らない。

バスを待つ人があふれている状態から察するに、頻繁ではなさそう。

それどころか、待っている人の数は1台のバスに乗れる人数より遥かに多い。

日本みたいにきちんと順番を守ってバスに乗る国じゃないし。

次のバス、人を押しのけてでも絶対に乗ってやる!

結局かなり待ってからバスが登場。

自分のいたターミナルから第1ターミナルまではバスでも結構長い。(絶対に歩いて行ける距離じゃない)

第1ターミナルに着いたのは13:50頃(搭乗時刻は15:40)。

急いでチェックインカウンターに行くと長蛇の列。

もう焦りまくってイライラMAX。

ようやくチェックインが終わり、セキュリティゲートにダッシュ。

この辺で飛行機を乗り過ごさない確信が持てて一安心。

搭乗の待ちスペースにアルコールが売っていたので、ビールを飲んで一息。


ふぅ、何とか間に合った。

ゴアでは何をしよう。

ビールを飲みながらジミ(コルカタで知り合ったインド人)に今朝開通したばかりの電話番号を連絡。

後日デリーに戻って来た時に、ジミの友達と連絡できるようにするため。

ジミは「デリーに行くなら友達を紹介するよ!」って張り切ってたんだけれど、本音を言えば、特に用があるわけでもない知らない人と電話して会うのもどうかと。

この辺、インド人と日本人の感覚の違いなのかな?

第一、シャイなので。

そして僕の英語力で電話ってかなりキツい。

スマホにsimの会社のアプリを入れて状況を確認してみると、こんな画面が表示。


「Daily Data Left 1.4GB」って、1日で1.4GBも使えるの?

日本で1ヶ月 3GBのプランを契約している僕にはありえない通信量。

あまりに信じられなくて、翌日に通信量がリセットされるまで自分の英語の理解が間違っているんだと思っていた。

アジアハイウェイ1号線の旅 狂宴南アジア編【1日目】特典航空券でインドへ、現地sim開通顛末記


ーーーこの日のミッションーーー

  • 飛行機でデリーへ行く
  • インドのsimカードを手に入れる

ーーーーーーーーーーーーーーー

この日のフライトは11:20。

9時過ぎにカウンターに行けばいいので、遅めに起床。

シャワーとうんこを済ませてチェックアウト。

宿を出て3分で空港ターミナルに到着。便利。

空港って何度来てもワクワクする。

この日はJALでデリーまで。

なんとマイルの特典航空券。スゲェ!

普段の買い物でコツコツ貯まったマイルがついに航空券に。 

チェックインはWebですでに完了済み。

でも荷物を預けなくてはいけない。

カウンターに行くと、どうやらセルフの機械で荷物を預ける方式の模様。

やり方がわからず戸惑っていたら、JALのお姉さんが来て機械を操作してくれる。

僕「フヒヒ、ドーモアザース」

(預け荷物がある場合、Webでチェックインする必要があるのか甚だ疑問)

それでは、いざ参らん!


機内に入りシートに座ると、前のシートと膝の間に空間が。

僕は身長があるので、大抵の場合は膝が前のシートにめり込んで苦労する。

さすが日本のフラッグキャリアだぜ!

LCCとは違うな。


モニタで番組を見ると、ゴルゴ13と外務省がコラボしたアニメをやっている。

これが結構面白い。

思わず一気見。


機内の音楽を聴いてみると、チャンネルが沢山。

J-POPのチャンネルは最新ヒットチャート。

J-POPはよくわからないけれど、鬼リピしていた乃木坂の曲が頭から離れない。

なんかとてもいい曲に思えてくる。

ちなみに乃木坂とAKBと欅坂の違いはわからない。

そしていよいよ機内食。


やっぱLCCとは違うな。金持ちになったらまた乗ろう。

2度目の機内食。

2回も出ちゃうんですかー?歓喜。


隣に座ってるターバンを巻いたバリバリのインド人に、写真中央の黄色い物体に肉は使われていないか聞かれる。

かぼちゃのサラダだったから大丈夫だと思うんだけれど、調味料とかに使われていたらマズいから「よくわかんない」って回答。

その後インド人はCAさんにも確認。

大丈夫って言われていたけれど、結局その物体には一切手を付けない。

インドが近くなると、窓の外にヒマラヤ。

たぶんカンチェンジュンガや、たぶんエベレスト。

とても綺麗。

そしてついに着陸。

到着しちゃいました、インドw

なんだろ?このインド特有のテンションの上がらなっぷり。

「ついに来たぞー!」じゃなくて、「うわぁ、本当に来ちゃったよ」って感じ。

良いトコなんだけれどね。インド。

飛行機を降りて進んで行くと、装飾がザ・インド。


入国審査を終えて預けた荷物を無事に受け取ると、目の前にsimカード屋を発見。

早速simを購入。

それにしても説明がまったく無い。

「1000ルピー。すぐ使えるようになるから」って言われただけ。

一体僕は何日有効で何GBのsimを買ったのだろう。

空港から街までは地下鉄にチャレンジ。

23年前に初めてこの地に来た時には地下鉄なんて無かったと思う。

あの時は、深夜に着いてビビってる僕に声を掛けてくれた日本人と一緒にタクシーで街に入った。

で、タクシーを下りる時に、最初の言い値と違うことでその日本人が運ちゃんと大喧嘩。

「え!インドってこんなにハードなの!?ヤバイ国に来ちゃったじゃん」って血の気が引いた記憶が鮮明に残っている。

今回はそんな揉め事が無い地下鉄でスムーズに街まで来ることができる。

地上に出ると目の前がニューデリー駅。

カラフルなライトアップで時代の変遷を感じる。


駅を越えて線路の反対側が、宿のあるメインバザール。

でもこの駅を越えるのが大変。

まず駅舎にたどり着く前に数人から声を掛けられ、「駅の向こうへは歩いて行けない」とか「祭りがあって駅の向こうは入ることができない」とか言われる。

Webにも某ガイドブックにも書いてあるお決まりの詐欺が横行。

宿を予約した際にも「詐欺が多いから誰も信じるな。タクシーも信じるな」って宿からメールが来たぐらい。

駅舎に着くと、入り口に金属探知機。

ココで酷い渋滞。そして横入り上等。

やっと駅を越えることができてメインバザール。


分かりやすいようにメインバザール沿いの宿を予約していたから、スムーズにチェックイン。

部屋は軽く汚いけれど、まぁ良しとしよう。

宿の場所はココ。All Iz Well。

少し休んでから、腹ごなしをするためにメインバザールへ。

目の前がメインバザールなので好立地。

近くの食堂で早速注文。

頼んだのはマトンカレー。


さすが本場インド。

近所のインド料理屋と同じ味。

違いのわからない男がここにいる。

満足して宿に帰還。

長距離移動の疲れを癒そうとシャワーを浴びるがお湯が出ない。

お湯が出ないホットシャワー。安宿あるある。

うん。明日浴びよう。

トイレにトイレットペーパーが無かったので、もらいに行こうと部屋を出ると、タイミング良く清掃スタッフ発見。

しかしもらったトイレットペーパーは新品なのに5mぐらいしか巻かれていない。

トイレットペーパーの質が悪くて巻数が少ないのはあるあるだけれど、この短さには驚愕。

(こういうこともあろうかと、念のために日本のトイレットペーパーを2ロール持って行っている)

ひと息付くと、今度は停電。

そのうち復旧するだろうと待っていても、一向に電気はつかない。

仕方無いので部屋を出ると、廊下は明かりがついている。

もしかして僕の部屋だけ?

受付で事情を説明して、部屋のブレーカーを上げて何とか復旧。

ノートPCを使っていただけなんだけど、ブレーカー弱くない?

翌日に備えて寝ようと思ったけれど、大事なことを忘れていたことに気が付く。

さっき空港で買ったsimカードが使えるのか確認しなくては。

そして電話番号が決まったらジミ(コルカタで知り合ったインド人)に連絡を取る約束をしている。

おさらいして書くと、僕はsimカード屋から「すぐ使えるようになるから」って言われている。

でもスマホを確認してもアンテナは立っていない。

急いで宿のWi-Fiに繋いで買ったsimカードについて調べると、こんなことがわかった。

  • 開通には半日ぐらい
  • 開通前に別の州に行くと開通されない
  • 謎の番号に電話して自分でアクティベートする必要がある

simカード屋から聞いてないことだらけ。

そして明日別の州に行くんですが。

果たして開通されるのか。

待つことしかできない僕は、不安を感じながら就寝。


(これでこの日は終わらない)

ぐっすり寝ることなんてできず、夜中に何度も目が覚めて開通されているか確認。

ようやく開通を確認できたのは朝方4時。