ーーーこの日のミッションーーー
- 飛行機で成田へ行く
- アメリカドルへ両替する
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この日は最終日。
夜に離陸予定の飛行機に乗る以外イベントは皆無。
本当はゴミゴミした街をブラブラしたり、生活感溢れるパキスタンを感じたりもしたかったな。
チェックアウトのリミットギリギリの12時まで宿でゴロゴロしてから、チェックアウト。
外に出て「どうしようかなー」なんて考えるも、やる事なんて無い。
ひとまず前日に行った食堂へ再び。
チャイを頼んでボケー。
やっぱり美味い。
しばらくの間黄昏れてから、タクシーを探す。
この国のタクシーは、一目でタクシーとわからないタイプ。
色も普通で、屋根に「TAXI」なんて親切に書かれていなく、ごくごく普通の乗用車。
けれど今いる場所は大きい交差点で、ミニバス（？）が数台停まっている場所。
タクシーもいるはず。
たぶんタクシーだろう車まで行って交渉。
結果はビンゴ。
早速車に乗り込んで、イスラマバードを出る。
20分もすると空港到着。
ーーーお役立ち情報ーーー
- イスラマバード市街地から空港まではタクシーで約20分。1000ルピー
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時刻は12時半。出発便は22:50。
時間は腐るほどある。
空港のWi-Fiでも使ってテキトーに時間をつぶそうかと思い、中へ入ろうとしたら係員に止められる。
僕「Eチケットはコレです。中に入れてください」
係員「お前はまだ入れない」
確かに早いけど、こんな事初めて。
セキュリティの関係？
僕「じゃぁ、どこで時間をつぶせばいいんですか？」
係員「あのエスカレーターを下ると売店があるぞ」
仕方ないので売店に行ってみる。
広いフロアに売店がポツリ。
沢山あるベンチには誰も座っていない。
売店でノンアルコールビール発見。
さすがムスリムの国、アルコールなんて存在しない。
存在しないけど、わざわざノンアルコールビールを作っているってことは、アルコールが好きな人は少なからずいるのかな？
ガラガラのベンチでビールを飲んで、この後どうしようかと放心。
結局、ベンチの座り心地が悪いのでフロアを出て探検。
ちなみにこのフロアにWi-Fiは無い。
空港の垂れ幕を見ると、やっぱりインドと仲が悪いんだなーって感じる。
ーーーパキスタンとインドについてーーー
両国はもともと一つの国。
第二次世界大戦後に2国に分離した際、カシミール地方の領有権で争うことになって度々衝突。（違っていたらごめんなさい）
これを知っていたら垂れ幕の意味もわかると思う。
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空港でこんなの見つける。
たぶん爆弾が爆発した時に生き残るやつ。
写真撮っても良かったのかな。
結局18時まで空港内に入れず、外のベンチでボケー。
そしてようやく入場。
中はほとんど人がいない。
やっぱり中に人を入れなかったのはセキュリティのためなのかな？大勢人を入れると管理しづらくなるし。
外にあった爆弾よけ（？）とかを考えると、パキスタンはやっぱり危険なのかな？
そんなことを考えながらチェックインの時間を待つ。
この日は何も食べておらず腹が減っている。
けれど売店が見当たらない。
空港の中に入ったら外に出れないし、チェックイン前なので出国審査から先には行けないし、宙ぶらりんの状態。
空港内にはWi-Fiが飛んでいたので、カウンターに行ってパスワードをゲット。
ブツブツ切れるし、デバイスを変えると接続がおかしくなる。
使えない。
向かいのベンチに座った人が、思いっきし日焼けした戦場カメラマンのような（たぶん）日本人。
この旅で初めて日本人を見る。
成田行きの便がもうすぐだから日本人が来たのか？
でも辺りは（たぶん）パキスタン人だらけ。
よくよく考えたら、この空港は国際空港なのにほぼ（たぶん）パキスタン人。
アジア系や欧米系、アフリカ系は皆無。
パキスタンって、旅行でも仕事でも来る人はほとんどいないのかな。
そんな国に来てしまった僕は一体…
時間になってチェックイン。
僕が乗るのはパキスタン航空。
この航空会社、Webで事前に座席を指定することができなかった。
だからチェックイン時に通路側の席をリクエスト。
なんだか今時アナログな印象。
他の航空会社はWebで座席指定や予約変更ができるのに。
出国審査はやっぱりガラガラ。
出国審査を終えると、土産物屋と軽食屋が各1店舗。
空港の規模の割にショボい。
いい加減腹が減ったのでサルササンドイッチを注文。
美味からず、不味からず。
これ以上お金を使う予定は無いので、手持ちのルピーを全額ドルか円に換えようと思い、両替所を探すも見当たらない。
インフォメーションに行って聞いてみると、両替所は空港の外に1店舗あるとのこと。
？空港の外って、もう出国しちゃたし、セキュリティがガッチガチに出入りを制限している外？
ココは本当に国際空港なのだろうか。
- 外国人はほぼいない
- 空港内には時間になるまで入れない
- チェックインまで何も無い所で待たされる
- 出国後に待つエリアには、土産物屋と軽食屋が各1店舗だけ
- 両替所は空港の外に1店舗だけ。動線がおかしい
- Wi-Fiはなんか変
この時点で手持ちのパキスタンルピーは2万円分ぐらい。
こんな大金どうすんの？
日本に持って帰っても換えてくれる場所なんて（たぶん）無い。
散々悩んで土産物屋に行って、ストールみたいな布を2枚購入。（2枚で8000円ぐらい）
空港内は物価が高けぇ！
でもあと1時間もしないうちに紙切れとなるお金がまだ残っている。
ラウンジを見つけたので金を使おうと迷わず入る。
大盤振る舞いじゃー！
有料のラウンジなんて初めて。
食べ放題だし、Wi-Fiは安定。
けれどさっきサンドイッチ食ったばかり。
卑しい貧乏人ってバレないように、食べれる量だけ皿に乗せる。
いよいよ搭乗。
座席は通路側。
それにしても足元が広い。
身体が大きい僕でも足を組むのが可能。
僕史上最大の広さ。
パキスタン航空、凄いぜ！
テーブルにベトナム語が書かれていたので、機体はベトナム航空のお下がり？
そしていよいよ離陸。
さようならパキスタン。今度はもっとゆっくりと色々な街に行きたいぞ。
しばらくして出てきた機内食はコレ。
さっき空港でかなりの量を食べたばかり。
そしてごめんなさい、美味しくない。
無理矢理食べ切る。
この日はこれにて機内で就寝。
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