ーーーこの日のミッションーーー
- ファイサルモスクを見る
ーーーーーーーーーーーーーーー
朝起きてこの日に何をするか考える。
出発前からイスラマバードでやりたい事は特に無かった。
昼までベッドでダラダラして、結局ファイサルモスクに行ってみる事に決定。
重い腰を上げて、宿の受付でタクシーを呼んでもらう。
タクシーはすぐに来てくれて、早速出発。
運ちゃんは英語を一切話せないけど、身振り手振りで意思疎通は可能。
結構いい人。
20分ぐらいでファイサルモスクに到着。
ファイサルモスクの場所はココ。
特徴的なモスクでカッコイイ。
この角度もいいな。
入る時に靴を預けるんだけれど、前の人にならってお金を払おうとすると「日本人?タダでいいよ」って言われる。
優しすぎる。
ありがとう。
モスクの敷地はすごく広い。
探検していると、小学生の遠足らしき集団に遭遇。
1人が興味津々に近づいて来て「フォト!フォト!」とせがまれる。
小学生みんなと集合写真。
その後も小学生に限らず大勢から「一緒に写真を撮って欲しい」と言われる。
少し歩くと写真、また少し歩くと写真。
「電話番号教えて欲しい」とか、「今回の旅行にいくらかかった?」とか、色々質問を受ける。(電話番号はきちんと日本の番号を教えた)
なかなか進めない。
バングラデシュで発生したヒーロー現象の再来。
ヒーロー現象:外国人であることを珍しがられて、一緒に写真を撮ったり、電話番号を聞かれる現象。僕が勝手に命名
日本では冴えない陰キャの俺様、大逆転でテラ人気者。
でもわかってる。
俺様のキャラクターが人気なんじゃなくて、日本って言うバックボーンが人気なんだってことぐらい。
けど驚いた。
バングラデシュでは「旅行者が少ないから外国人は目立つ」ってのは事前知識として得ていたけれど、パキスタンも同じ感じ。
旅行者がすごく珍しがられるし、とても親日。
対して欧米諸国や日本はパキスタンに対してマイナスイメージを持つ人が多い。「得体の知れない国」ってイメージだし、見所もあまり無い。
パキスタンは温かい人が多いなんて、行くまで考えた事無かった。
土産物屋では本やムスリムがかぶってる帽子が売っている。
帽子、買えばよかったな。
一通り見てから運ちゃんの所に戻って宿へ。
やはりパキスタンは道が広く、新市街は整然とした街並み。
インドのようなルール無視の走りは少ない。
宿の前で下ろしてもらって、前日に見つけた飯屋が並んでいる所へ。
ゆったりした午後のひと時を楽しんでいるおじさん達。
チャイを飲んでいる人がいるので、僕も僕も。
で、チャイ。
これで23円は安いナリ。
いやー、のんびりした時間だなー。
チャイを飲んだらその辺をブラブラ。
たぶんミニバス的な乗り物。
ド派手。
魚のモチーフ。
パキスタンってあんまり魚のイメージ無いな。
ミリンダを入手。
まだチャイ以外何も摂取してないのでカロリー補給。
このデザインってパキスタン仕様な気がする。知らんけど。
一旦宿に帰り、夕方になって食事のために外出。
ちなみにこの間、宿はクッソ寒くてダウンジャケットを着て毛布に包まる。
また飯屋の集まっているエリアに行って、テキトーな店に突入。
前夜はコルマなる食べ物を食べたので、違うものを食べてみたい。
メニューはよくわからないからお任せ。
出て来たのはコレ。
これ、コルマだよね。
前日も食べたコルマだよね。
美味いからいいけれど、パキスタンにはコルマしか無いのかな?
もちろん美味い。
食後のチャイも美味い。
宿に戻る時に商店を見つけたので、お土産になりそうな物がないか物色。
買ったのは酒のつまみになりそうなスナック的な何か。
商店の人が「食べなよ」って、ピーナッツを3個ほど僕の手にのせてくれる。
ピーナッツは日本のものより一回り小い。
大した事じゃないんだけれど、旅先でこういうのって心温まる。
さて、翌日は帰国日。
この日はモスクしか見てないけど、満足して終了。
コメントを投稿