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マレー半島縦断の旅【9日目①】ミニバスでハジャイからスラターニへ


ーーーこの日のミッションーーー

  • バスでスラターニへ行く

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7時頃にチェックアウト。

この日はスラターニを目指す。

一応書いておくと、次の目的地はパンガン島。

スラターニはこの島に渡る基点となる街。

今回はタイ南部の雰囲気を堪能したいので、スラターニに2泊しようと思う。

2日目にゆっくりパンガン島行きのフェリーのチケットを買えばいいし。

宿を出て、タクシーが捕まえやすいように大通りを目指す。

前夜のタクシーの捕まらないっぷりを考えると、大通りでも怪しい予感。

なるべく止めやすいように、大きな交差点で信号待ちしている車列を狙うことにする。

無い。

無い。

無い。

タクシーが無い。

待てど暮らせどタクシーが来ない。

10分ぐらいしてやっと見つけて止めると「ごめん。今お客さんを迎えに行くとこなんだ」。

止まってくれただけでもありがたいです。結局乗れないけど。

さらに5分経過してバイタクがやって来る。

必死に止めてバスターミナルへ連れて行ってもらえるよう懇願。

ドライバーのおじちゃんは英語が話せない。

僕はタイ語が話せない。

分かり合えないままおじちゃんが僕を後ろに乗せてくれる。

これを逃したら次はないぜ。

おじちゃんは道々知り合いを見つけてバイクを止め、僕がどこに行きたいのか通訳できる人を探してくれる。

優しい。

何人目かでようやく意思疎通。

そして「バスターミナル」や「スラターニ」って単語しか使わないのに、どうしてこんなにも意思疎通が困難なのかようやく理解。

タイでは「バスターミナル」より「バスステーション」の方が使われるらしい。

今までタイを旅して「バスターミナル」で困らなかったのは、都市部だったり僕が外国人だから言葉を察してくれていた模様。

英語がまったく話せない人にとっては「バスターミナル」が何を指す言葉なのか察するのが困難なよう。

そして「スラターニ」は現地では「スラート」と呼ばれているらしい。

そもそも僕が「スラターニ」と言っても、タイ語の発音じゃない。

何か訳の分からない言葉にしか聞こえないみたい。

おじちゃんはようやく僕が「スラターニ行きのバスに乗りたいからバスターミナルへ連れて行って欲しい」って言っているのを理解。

バスターミナルへ行く間、おじちゃんによる「スラターニ」の現地発音(スラート)の講習会。

おじちゃんはバスターミナルの外にあるバスのチケット屋の前で停車。

おじちゃん「この店でスラターニ行きのバスのチケットが買えるよ」

僕「ありがとう」

タイの田舎ってのんびりしていて、会う人が皆優しいな。

これは南部に限ったことではなく、今まで行った田舎は全部。

早速店に入ってチケットを購入。

売ってくれたのはライオネス飛鳥かダーティーペアのボーイッシュな方に似た強面の(たぶん)女性。

現時刻は8:20。出発は9時。


店の場所はココ。店名は不明。

待っている間、店にある謎ドリンクに挑戦。


美味くもなく、不味くもなく。

時間になるとバスのドライバーが来て、近くに止めてあるバスまで連れて行かれる。

止まっているのはミニバン。

タイだと「ミニバス」って言うから、バスと言えばバス。

バスよりミニバスの方が飛ばして早く目的地に着くから好き。

でもハズレの席に当たると狭くてツライ。

バスは満員で予定通り出発。

荷物満載で狭いけど我慢。

途中、サービスエリアで昼食休憩。

トイレに行きたくなると困るから飯はやめて、エナジードリンクにしておく。


時間潰しに小さな商店に陳列されている物をチェック。


これはどんな味がするんだろう。


買ってみたいけど、なんか怖い。

13時半。スラターニのバスターミナルに到着。

乗客はバスを下りて四散。

ーーーお役立ち情報ーーー

  • スラターニ行きのバスはミニバス。350バーツ
  • バスはハジャイを9時発、スラターニに13時半着

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