ーーーこの日のミッションーーー
- バスでスラターニへ行く
ーーーーーーーーーーーーーーー
7時頃にチェックアウト。
この日はスラターニを目指す。
一応書いておくと、次の目的地はパンガン島。
スラターニはこの島に渡る基点となる街。
今回はタイ南部の雰囲気を堪能したいので、スラターニに2泊しようと思う。
2日目にゆっくりパンガン島行きのフェリーのチケットを買えばいいし。
宿を出て、タクシーが捕まえやすいように大通りを目指す。
前夜のタクシーの捕まらないっぷりを考えると、大通りでも怪しい予感。
なるべく止めやすいように、大きな交差点で信号待ちしている車列を狙うことにする。
無い。
無い。
無い。
タクシーが無い。
待てど暮らせどタクシーが来ない。
10分ぐらいしてやっと見つけて止めると「ごめん。今お客さんを迎えに行くとこなんだ」。
止まってくれただけでもありがたいです。結局乗れないけど。
さらに5分経過してバイタクがやって来る。
必死に止めてバスターミナルへ連れて行ってもらえるよう懇願。
ドライバーのおじちゃんは英語が話せない。
僕はタイ語が話せない。
分かり合えないままおじちゃんが僕を後ろに乗せてくれる。
これを逃したら次はないぜ。
おじちゃんは道々知り合いを見つけてバイクを止め、僕がどこに行きたいのか通訳できる人を探してくれる。
優しい。
何人目かでようやく意思疎通。
そして「バスターミナル」や「スラターニ」って単語しか使わないのに、どうしてこんなにも意思疎通が困難なのかようやく理解。
タイでは「バスターミナル」より「バスステーション」の方が使われるらしい。
今までタイを旅して「バスターミナル」で困らなかったのは、都市部だったり僕が外国人だから言葉を察してくれていた模様。
英語がまったく話せない人にとっては「バスターミナル」が何を指す言葉なのか察するのが困難なよう。
そして「スラターニ」は現地では「スラート」と呼ばれているらしい。
そもそも僕が「スラターニ」と言っても、タイ語の発音じゃない。
何か訳の分からない言葉にしか聞こえないみたい。
おじちゃんはようやく僕が「スラターニ行きのバスに乗りたいからバスターミナルへ連れて行って欲しい」って言っているのを理解。
バスターミナルへ行く間、おじちゃんによる「スラターニ」の現地発音(スラート)の講習会。
おじちゃんはバスターミナルの外にあるバスのチケット屋の前で停車。
おじちゃん「この店でスラターニ行きのバスのチケットが買えるよ」
僕「ありがとう」
タイの田舎ってのんびりしていて、会う人が皆優しいな。
これは南部に限ったことではなく、今まで行った田舎は全部。
早速店に入ってチケットを購入。
売ってくれたのはライオネス飛鳥かダーティーペアのボーイッシュな方に似た強面の(たぶん)女性。
現時刻は8:20。出発は9時。
店の場所はココ。店名は不明。
待っている間、店にある謎ドリンクに挑戦。
美味くもなく、不味くもなく。
時間になるとバスのドライバーが来て、近くに止めてあるバスまで連れて行かれる。
止まっているのはミニバン。
タイだと「ミニバス」って言うから、バスと言えばバス。
バスよりミニバスの方が飛ばして早く目的地に着くから好き。
でもハズレの席に当たると狭くてツライ。
バスは満員で予定通り出発。
荷物満載で狭いけど我慢。
途中、サービスエリアで昼食休憩。
トイレに行きたくなると困るから飯はやめて、エナジードリンクにしておく。
時間潰しに小さな商店に陳列されている物をチェック。
これはどんな味がするんだろう。
買ってみたいけど、なんか怖い。
13時半。スラターニのバスターミナルに到着。
乗客はバスを下りて四散。
ーーーお役立ち情報ーーー
- スラターニ行きのバスはミニバス。350バーツ
- バスはハジャイを9時発、スラターニに13時半着
ーーーーーーーーーーーー
コメントを投稿