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マレー半島縦断の旅【8日目②】ハジャイ到着、トゥクトゥクに降ろされた場所は名前が微妙に違う宿


バスを降りると早速客引き。

予約した宿が書いてあるスマホの画面を見せて交渉。

客引きはトゥクトゥクのドライバーに何かを説明。そのドライバーのトゥクトゥクに乗れと言う。(客引きとドライバーは分業制?)

トゥクトゥクって言っても、バンコクで見るタイプじゃなくてソンテウが小さくなった感じ。

ソンテウ:ピックアップトラックの荷台に人が乗れるようにした車

初めての街なので方向感覚がまったくわからない。ドライバーに任せる以外に無い。

夜風が気持ちいい。

で、宿の近くで停車。ドライバーは宿の正確な場所を知らないらしく、僕に宿の場所を聞いてくる。

再度スマホの画面を見せる。

スマホの画面にはタイ語で住所が書いてある。

ドライバー、たぶん字が読めない。

ちょっと世界の識字率について考えさせられた出来事。だから客引きと分業していたのかな。

これで僕とドライバーがコミニュケーションする手段は断ち切られる。

仕方ないのでドライバーは周りの人に宿の場所を聞いている。

すごく近い場所らしく「あそこだよ」って指差された方向を見るとそれっぽい建物。

ココでドライバーと清算してバイバイ。

建物に入ってチェックインしようとすると、受付の人が「あなたの予約は無いよ?」。

どう言うこと?

実はこういうこと。

僕が予約した宿は「The Bedroom」。今いる建物は「The Bed」。

惜しいっ!

ドライバーとあの時精算して別れたことを後悔。

方向感覚がまったく無い状態で、ココから本来の宿まで行ける自信は無い。

仕方無いので今いる宿の受付の人に、本来の宿までの行き方を相談。

一緒にタクシーを捕まえてくれることになる。優しい。

しかしタクシーもバイタクもトゥクトゥクも一向に来ない。

15分ぐらい待ってるのに。

この街は、バンコクのようにタクシーだらけではない。

そもそもこの街にはこれらの乗り物が少ないみたい。

見かねた宿の人が、バイクで僕を本来の宿まで連れて行ってくれるとのこと。

本当にありがとうございます。

タイって優しい。

一緒に「あっちかなー?こっちかなー?」って宿を探し回ってようやく到着。

少額のチップを払う。

最初彼は拒んだけど、本当に僕の気持ちとして受け取って欲しい。

優しくされて嬉しかったし、ガス代かかってるし、仕事中に客でもない僕のために時間を費やしてくれたし。

で、チェックイン。

宿の場所はココ。The Bedroom。

この宿は面白い作り。

長期で住もうとは思わないけど、今回のように1泊であれば快適。

まずドアを開けて見えるもの。

トイレ、シャワー、小さいソファー(と言うよりシート)

天井が低い。


なぜなら、ロフトのようになっている。


これで1500円ぐらい。安い。

清潔感あるし、受付は24時間だし、エアコンやWi-Fiはもちろん使い放題だし。

ようやく到着して安心した後は腹ごしらえ。

受付の人に近くで食べれる場所が無いか聞いて、教えてもらった場所に行ってみる。

歩いて10分ぐらい。

店の場所はココ。店名は不明。

メニューはタイ語オンリーなので、美味しそうな写真を指差して注文。

店員「トムヤムシーフードもお勧めですよ」

タイには何度か来ているけど、トムヤムクンとか食べたこと無い。

僕「じゃ、それにします」

トムヤムシーフード到着。

トムヤムクンとは違うのかな?


美味い。

マジで美味い。

ココナッツミルクと酸味と辛味が絶妙。

これで終わりかと思いきや、最初に指差し注文したやつも到着。

豚を味付けして揚げたやつとご飯。

これをやめてトムヤムシーフードにしたつもりだったんだけどな。


ま、美味いからいっか。

2食分食べるのツライけど。

美味しい店。

ハジャイにまた来る機会があれば是非立ち寄りたい。

そんなこんなで宿に戻ってシャワーを浴びたらこの日は終了。

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