③ 根太を平らに整える
次にやるのは根太を平らにすること。
現在の根太の状態はこんな感じです。
接着剤によってフローリング材の一部が根太にこびりついています。
これらを剥がして平らにした状態で、床板を張ろうと計画。
作業はホームセンターでレンタルしたサンダー(電動のヤスリのようなもの)を使うので楽勝だと思っていました。
実際やってみるとサンダーは押さえる力が必要で大変。
そして面倒臭くていい加減にやってしまった個所があります。今となっては非常に心残りです。
サンダーで思ったほど平らにできなかったことと、フローリングをバールで剥がす際に少し根太を削ってしまった個所があったこと、これらが重なって最終的に仕上がった床の一部が体重で少し沈んでしまいました。
フローリングの沈みを直したら新しい床も沈む現象。一歩も前進できていない。
床の強度は断然上がったので、気持ちが許せばいいか。
この日の作業は6時間。
④ 合板を張る
5日目。
この日は合板を根太の上に敷いて張り付ける作業。
この合板の上にクッションフロアを貼れば完成のはず。
今回初めて知ったのですが、僕が今までコンパネと呼んでいた板には種類があるらしいです。
正確にはコンパネと構造用合板があります。
コンパネはコンクリートを打設する際に型枠として使用するパネル。
構造用合板は壁や床材として使用するパネル。
シックハウスの原因となる物質を出さない構造用合板が床材として適切との理解。
どういう風に板を張るか、サイズは?など、結構慎重さが必要でした。
先に挙げた巾木問題があり、サイズの誤差があまり許されない状況でした。
ホームセンターでサイズを指定してカットしてもらい、実際に合わせてドンピシャだった時は安堵しました。
その後、電動ドリルドライバで根太の位置にビスを打ち込んで床材を固定し、写真の状態となりました。
電動とは言えビスを何本も打ち込むのは疲れる作業で、終わった時には握力がおかしくなっていました。
ここまで来ればあと一歩!
⑤ クッションフロアを貼る
この勢いで最終工程まで行こうとクッションフロア貼りに取り掛かかります。
もちろん初めての作業。
床材(構造用合板)に接着剤を適量落とし、クシ目ゴテで拡げます。
クシ目ゴテを使ってみると、実に良くできた道具であると思いました。
ギザギザがあるおかげで、接着剤が均一に塗れてすこぶる作業がしやすい。
いや、コレを考えた人はノーベル職人賞だわ。MAJIDE
クッションフロアを貼る作業は、かなり技術のいる作業でした。
接着剤をはみ出さないようにする。ズレないようにする。壁との接触面は慎重にカット。
どの工程も思うようにはいかず、職人さんの技術はスゲーなと思いました。
ちなみに壁との接触面については、普通であれば3~4mmの誤差は巾木を被せるので問題ないのでしょうが、前述の通り我が家の巾木は外すことができないので誤差が許されません。
最初から最後まで巾木問題には悩まされる結果となりました。
そして接着剤がどうしても手に付着してしまう。
付着した状態だと作業ができなくなるので、バケツに入れたお湯を用意して、作業の合間に何度も手を洗う必要がありました。
それでもかなり手がベトベトで、風呂でも落とすことが困難でした。
この日の作業は5時間。
あとは翌日の乾燥具合を見て作業完了か見極めることとしました。
で、翌日。
うん。いいのではないだろうか。
細かい個所を見れば、素人丸出しな個所もあります。当然職人さんには及びません。
けど良くできた方だと自分を褒めてあげたい。
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