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マレー半島縦断の旅【34日目①】カンチャナブリー日帰り、戦場にかける橋


ーーーこの日のミッションーーー

  • バスでカンチャナブリーへ行く

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7時半起床。

この日はカンチャナブリーへ行く予定。

カンチャナブリーは映画「戦場にかける橋」の舞台となった街。

映画はテレビで2度見たことがある記憶。

旧日本軍が捕虜に過酷な労働を強いてたようだけど、正直あんまり分かってない。

バンコクから日帰りで行ける観光スポットなのに、今まで一度も行ったことが無い。

時間もあるので行ってみようという魂胆。

まずはバスターミナルへ行かなければならない。

目指すバスターミナルは南バスターミナル。

“Southern Bus Station”や“Southern Bus Terminal”と言っても通じなく、タイ語の「サイタイマイ」の方が良いとの情報をキャッチ。

コレは後にかなり重要だと感じる。

タクシーを止めて「サイタイマイ」と言うと、運転手は少し考えて「バス?」と返してくる。

ビミョーに発音が違ったようだけど、なんとか通じたみたい。

カタカナで書いて一番近い発音は「サイターイマイ」。

しばらくして南バスターミナルに到着。

チケットカウンターを探すと、カウンターが沢山あり過ぎて分からない。

カウンターの数はおそらく100以上。

端から端まで見ても分からない。

近くのおじさんにカンチャナブリー行きのチケットカウンターの場所を聞いて、その場所に行ってみると、カウンターに人がいない。

と言うか、100以上あるカウンターの3/4ぐらいは無人。

しばらく待っていると、さっきのおじさんがこの可哀想な日本人にアドバイス。

おじさん「下の階に行ってミニバスを捕まえた方が早いぞ」

おじさんはタイ語、僕は日本語なんだけど、不思議と意思疎通。

言われた通りに下の階に降りてみると食堂発見。

ミニバスを探す前に朝飯とする。

食べたのはおかず飯。


ゴーヤがいい味出していて美味い。

タイ飯最高。

ついでにコンビニでレッドブルとお土産用のカピを購入。

カピ:エビの塩漬けをペースト状にして発酵させた調味料。チャーハンに最適

さて、カンチャナブリー行きのミニバスを探さなければならない。

けど気合を入れる間もなくあっさりバスを発見。

コレがチケット。


ミニバスに乗って2時間ぐらいでカンチャナブリーのバスターミナルに到着。

数人の客引きがいるけど、無視してトイレへ。

ーーーお役立ち情報ーーー

  • カンチャナブリー行きのバスはミニバス。100バーツ
  • バスはカンチャナブリーまで約2時間

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トイレから出て、事前に調べていた橋まで行くソンテウ乗り場の方を見たら、ソンテウも客もいない。

どうしようか考えていたら、個人営業のソンテウの運転手が登場。

運転手「橋まで100バーツで行かないか?」

正規(と言うのか?)のソンテウを待っていても、客が集まらなきゃ出発してくれないことは明白。

声をかけて来たソンテウに乗ることで了承。

10分もしたら橋に到着。

ーーーお役立ち情報ーーー

  • 戦場にかける橋までのソンテウは交渉制。100バーツ
  • ソンテウは戦場にかける橋まで約10分

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下ろされた所には、当時使われていたであろう蒸気機関車が。

ソンテウの運転手、気を使って見所ポイントで下ろしてくれたのかな。


旧日本軍が関わっていただけあって、タイ語と日本語が石に刻まれている。


戦場にかける橋のすぐそばには駅。

線路に出て駅を見てみる。


振り返ると橋。

コレが映画の舞台となった戦場にかける橋。


線路を歩いて向こう岸に行って、そして折り返して戻って来る。

特に感想は無い。

しいて言えば「暑い」。

本当はこの後、次の駅までスリリングな渓谷を走る列車の旅を楽しもうと思っていたんだけど、なんか気分がそこまで感慨深くもならない。

「うん、帰ろう」

ひとまず駅近くの屋台でM-150シェイクを注文。

M-150:タイのエナジードリンク。レッドブルと勢力が二分していると思う


ゲロ不味い。

M-150はいいんだけど、写真の茶色のつぶっぽい物体がヤバい味。

軽くえづきながら一人駅でM-150シェイクと格闘。

するとおじさんが流暢な英語で話しかけて来る。

おじさん「列車に乗るんだろ?もうしばらくしたら来るぞ」

僕「いや、乗らないです。バスでバンコクに戻ります」

おじさん「ここまで来て列車に乗らないの?」

僕「列車はエアコン無いし、バスなら涼しいから帰ります」

おじさん「じゃぁ俺のソンテウでバスターミナルまで連れてくよ。来る時は何バーツだった?」

僕「100バーツです。コレって高いんですか?」

おじさん「いや、相場じゃないかな。同じ値段で送るから乗りなよ」

僕「今シェイク飲んでるんで、少し休んでからでいいですか?」

おじさんは少し離れた場所で本を読み始める。

それにしてもなんともやる気のない会話。

僕もまったく観光をやる気がないし、おじさんも営業熱心ではない。

タイもバンコクを離れると、こんな時間の流れになるから好き。

なんとかシェイクを飲み干して、おじさんに頼んでバスターミナルまで直行。

さらばカンチャナブリー。

何もしなかったけど。

ーーーお役立ち情報ーーー

  • バスターミナルまでのソンテウは交渉制。100バーツ
  • ソンテウはバスターミナルまで約10分

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