ーーーこの日のミッションーーー
- 飛行機でバンコクへ行く
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起きた時にはまだ頭がグルグル状態。
バンコク行きの飛行機の出発まで時間があるので、若き日に訪れたサダルストリートをもう一度見に行くことに。
通りを見ても、あまり昔のことは思い出せない。
脇道に入ると、食堂と屋台の中間のような飯屋を発見。
思い出した。
以前、物乞いにミルクを買って欲しいとせがまれて買ってあげたり、チャイを飲んだ飯屋だ。
若かりし僕は、胸が詰まってどうしようもない無力感でいっぱいの気持ちになったことを憶えている。
その店でホットサンドを食べることに。
食べていると、流暢な日本語で話しかけて来るインド人が横に座る。
彼の名前はサトシ。
僕は日本語で話しかけて来る人間をあまり信用しない。
なのでテキトーにあしらう。
サトシ「僕のこと信用できない?ネットで調べたら出て来るよ」
そう言ってどこかへ消えて行く。
後で調べたら本当に出て来た。有名人らしい。
悪い奴じゃないみたい。
失礼な態度をしてしまってごめんなさい。
少し街ブラしてラッシーを飲んでから宿に戻る。
店の場所はココ。
チェックアウトの時間ギリギリまで休んでから、空港へ向かうことに。
宿を出てタクシーが捕まりそうな場所まで歩いていると、向こうからティムが歩いて来る。
僕「あれ?何してるの?」
ティム「おお!バンコク行くんだろ?」
僕「タクシーを探そうと思ってさー」
ティム「そうかそうか。気をつけてな」
僕「またね」
偶然にビックリ。
歩いているとラッシーの屋台を発見。
インド最後のラッシー。いただきます。
ラッシーを飲みえて屋台から100mぐらい歩いた時にふとポケットに手を入れると、無い。
無い。
スマホが無い。
ラッシーの写真を撮った記憶はある。
ってことは、ラッシー屋に忘れた?
急いでラッシー屋に戻る。
ラッシー屋「おー!来たか、来たか。お前、コレ忘れていったろ」
僕「ありがとう!」
ラッシー屋は僕がスマホを忘れたことに気付いて、心配してくれていた。
「インドだからもう誰かに取られちゃったかも」と思った自分が少し恥ずかしい。
タクシーを見つけて空港までの料金交渉をすると、予想していた料金と同額ぐらいだったので快諾。
しっかり最後にチップをねだられる。
手持ちがほとんど無いので財布の中身を見せて無事釈放。
空港に着いてからはボケーっと時間を潰してようやくチェックイン。
成田でチェックインした時と同様に、パスポートだけでチェックインできるか実験。
今回はNG。(IndiGo Airの場合)
プリントアウトした紙は必要無かったけど、予約番号を教えないとチェックインできない。
航空会社によって対応は違うみたい。
搭乗まで待っている間にビールを飲んだり、
チキンビリヤニを食べたりして過ごす。
やっぱりビリヤニは僕の口には合わない。
たぶんビリヤニが原因じゃなくて、米が原因だと思う。
タイやミャンマーの米は美味しく食べれるけど、それより西へ行くと米の形がもっと長い。
インド以西の米は合わないのかもしれない。
搭乗したら、あっという間にバンコク上空。
右往左往しながらバスを探して、歯を食いしばりながら狭いシートに座って、見るに耐えない便器を前にした2週間は、飛行機でたった3時間弱の距離。
バンコクに23時頃着陸。入国審査や預け荷物を受け取って0時頃に自由の身。
早く休みたい。
バンコクは何度も来たことがあるので、泊まるエリアはいつも決まっている。
カオサンエリアにある宿と、ナナ駅周辺にある宿。
- カオサンエリアは食べる店も多くて困らない。交通アクセスは悪い
- ナナエリアは交通アクセスが便利。暇つぶしにゴーゴーバーもある。屋台的なものは少ない
今回はバンコク滞在4泊のうち、2泊をナナエリア、2泊をカオサンエリアで予約。
理由は特に無い。
タクシーで宿まで行き、荷物を下ろすと緊張が一気に解ける。
宿の場所はココ。Nana City Hotel。
アジアハイウェイ1号線の旅の第一弾は、コルカタを出た時に無事に終えることができたと言っていい。
そして予定より早くコルカタに着くことができたので、バンコクでゆっくり過ごす時間が増えた。
そう、バンコクは言うなればボーナスステージ!
タイは飯が美味い!
酒も簡単に手に入る!
コンビニがあって便利!
さっきまで疲れていたことを忘れて、祝杯をあげようと外に出る。
まずはタイヌードル。
僕はセンレックが好き。
センレック:麺の種類。太さによって名前が異なる
ゴーゴーバーが集結しているナナプラザが近くにあるので、冷やかしながらビールを飲みに。
水着のお姉ちゃん達が踊っている。
中は撮影禁止なので写真は外観のみ。
宿に戻る途中、串焼きを見つけたので購入。
2時半になって、いい加減満足したので就寝。
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